CTO座談会 【デジタルプラクティス Plus+特別企画】
2024/9/6 10:00-12:00
第3イベント会場
【概要】 CTO(Chief Technology Officer)とは企業における最高技術責任者のことで技術面から経営をサポートし、企業の目指す方向性・ビジョンを実現していく役職です。企業の技術領域においての最高責任者としての役割を担うため、経営層として意思決定を行います。自社の企業戦略を踏まえて技術経営の方針を策定し、新たな価値を生み出していく企業活動において、企業と学会はどのように協力してゆけるのか。企業で活躍されるCTOの皆様にお集まりいただき、パネルディスカッションを行います。

司会:斎藤 彰宏(日本アイ・ビー・エム株式会社 シニアコンサルタント/一般社団法人情報処理学会 /会誌編集委員会 デジタルプラクティス専門委員会主査)
CTO座談会
パネル司会:森本 典繁(日本アイ・ビー・エム株式会社/情報処理学会 デジタルプラクティス専門委員会)
【略歴】 1987年日本アイ・ビー・エム入社後、メインフレームやPC用のディスプレイの開発を担当。1995年米国マサチューセッツ工科大学への留学、MIT Media Labでの研究員を経てIBM東京基礎研究所に転入。2006年米国IBMワトソン研究所赴任、2008年グローバル研究戦略担当。2009年IBM東京基礎研究所所長就任。2015年IBM Asia Pacific Chief Technology Officerを担当。2017年執行役員 研究開発担当、2020年最高技術責任者を兼任。2023年副社長就任。2024年より現職。情報処理学会会長、IT連盟理事、経済産業省半導体・デジタル戦略検討会議メンバー、等。
パネリスト:小川 立夫(パナソニック ホールディングス株式会社 執行役員 グループCTO)
【略歴】 1989年大阪大学理学部卒業後、松下電器産業株式会社(現パナソニック)に入社。本社研究所でデバイス・材料の開発に従事。米国ジョージア工科大学に研究員として留学し、先端実装技術開発を経験。デバイス事業分野の企画・研究開発部門長、技術戦略スタッフ部門長等を経て、2018年執行役員 生産革新担当、2019年オートモーティブ社副社長 製造担当・車載システムズ事業部長、2021年よりパナソニックグループのCTOに就任。技術・生産技術・品質・環境・知財・薬事・CS職能を担当
パネリスト:津田 宏(富士通株式会社 フェロー SVP 富士通研究所)
【略歴】 1989年東京大学大学院理学系研究科情報科学専攻修了、株式会社富士通研究所入社。1989-1995新世代コンピュータ技術開発機構(ICOT)にてAI研究に従事。その後富士通研究所にてWebサーチエンジン、ブロックチェーン等の研究開発を推進。2018年セキュリティ研究所長、2021年富士通株式会社フェロー兼データ
パネリスト:花見 英樹(株式会社日立製作所 インダストリアル・デジタル・ビジネスユニットCTO)
【略歴】 1994年 日立製作所 大みか工場に入社。原子力発電所の制御システム設計ならびに制御セキュリティに従事。大みか事業所の事業所長在任中2020/1に世界経済フォーラム(WEF)よりLighthouse工場に選出されGlobal Lighthouse Networkメンバーとして活動。経済産業省「産業サイバーセキュリティ研究会」WG3委員。2022年4月より現職。
パネリスト:山田 昭雄(日本電気株式会社 Corporate SVP)
【略歴】 1993年NEC入社、符号化・認識などメディア処理関連研究に従事。研究戦略企画担当を経て、2013より人工知能関連の研究統括責任者。2018年から新事業開発に転じ、企業向けデジタル事業統括。2020年より研究開発担当役員、2024年よりAI事業担当役員を兼任。IEICE理事、ORSJ副会長他歴任。ITE丹羽高柳論文賞、経産省産業技術環境局長表彰、IPSJ標準化功績賞他多数の受賞。博士(工学)