電気学会全国大会講演要旨
1-008
専門基礎科目へのin situ実験の導入とPBL実験に向けた体系的工学実験の構築
○上町俊幸・山田 悟・瀬戸 悟・徳井直樹・河合康典・東 亮一・岡本征晃・田屋悦子(石川工業高等専門学校)
本稿では,石川高専電気工学科における,低学年から高学年までの一連の学生実験を,体系的に再構築し,運用した事例について報告する。 専門基礎科目の授業に,講義内容にあわせた実験(in situ実験)を取り入れ,これまで低学年の学生実験で行ってきた検証型実験を授業に移行した。これにより,低学年の基礎実験を高学年のPBL実験に向けた導入実験に変更することができ,低学年から高学年までの一連の実験を体系的な工学実験として構築できた。 PBL実験に向けた導入実験を体験した学生にアンケート調査を行い,導入実験の評価を行っている。