本報告では，資源エネルギー庁から”エネルギー教育に関する実践的な研究”を支援することを目的としたエネルギー教育調査普及拠点大学事業を受けて，宮崎県に宮崎県内のエネルギー・環境教育の推進，これらエネルギー資源の枯渇・環境問題に関連する相談窓口業務及びCO2削減の一つの足掛かりとなるよう啓発活動を含めて行う宮崎県地域エネルギー・環境教育ネットワーク推進会議（以下，Mineee）を設置して，Mineeeが取り組んできたエネルギー教材（エネっぱ教材：1号）を用いて，東南アジアのタイ王国（発展途上国）において，アジア全体のエネルギー教育を推進するために，出前授業を実施してエネルギー教育の普及啓発に取り組んでおり，その際に調査した燃料電池に関するアンケート調査を実施してその集計結果についてまとまたので報告する。