電気学会全国大会講演要旨
1-018
後退差分公式による単相RL-GICキャパシタ回路の解析
○徳山 貢(徳山電気技術研究所)
数値計算法は各種あるが,応用範囲の広い後退差分公式により単相RL-GIC回路を解析したので報告する。 まず,5kHzより6kHzまでの0.025kHzおきの最大リャプノフ指数を求めた。次に位相平面を求め,ポアンカレマップ法によるアトラクタも求めた。最大リャプノフ指数が正である周波数はすべてカオスとコメントできた。これによりこのカオスの暗号への応用が可能と考えられる。