電気学会全国大会講演要旨
1-046
DBDプラズマの入力電圧変化時に計測される間欠的なスパイク状電流の解析
◎瀬川武彦・高橋栄一・Timothy Jukes・古谷博秀(産業技術総合研究所)・武川信也(ピー・エス・アイ)
DBDプラズマアクチュエータは次世代流体制御素子として期待されるが、誘起噴流速度は入力電圧波形に強く依存し、噴流加速メカニズム解明に向けて電圧立ち上がり時に見られる特徴的な電流波形の解析が必要である。 本研究では50〜1000V/μsecの電圧立ち上がり速度時に見られる電流波形をオシロスコープにより高時間分で測定すると同時に、ストリークカメラを用いた放電時間空間分布、及びICCDカメラを用いた空間分布を測定し、粒子可視化速度測定法を用いた誘起噴流速度解析結果との関係を明らかにする。