電気学会全国大会講演要旨
1-059
電気集塵装置の高効率化に対する帯電電極構造の検討
◎大井 悟・瑞慶覧章朝(神奈川工科大学)・川上一美・安本浩二(富士電機)・江原由泰・山本俊昭(東京都市大学)
電気集塵装置の省エネ化を目的とし,帯電部の電極構造の最適化について実験的に検討を行った。帯電部は線対平板電極構造であり,線電極は1本,線電極と平板電極の間隔は9mmとした。平板電極は長さは12〜48mmの範囲で変化させた。帯電部の後段には,平行平板電極構造の集塵部を設け,帯電部の各平板電極長さにおける集塵性能の放電電極特性を測定した。その結果,平板電極長が24mmのとき,同一電力における集塵性能が最も高くなる結果を得た。