電気学会全国大会講演要旨
1-066
コロナ放電による水処理への影響
◎髙橋敏彦・林 喬久(千葉工業大学)
水処理法の過程では放電によって生成されるO3を用いた処理方法が利用されている。しかし、トリハロメタンなど難分解物質の分解が困難といった問題がある。この処理過程において放電プラズマが利用されているが、酸化・還元・中和・分解など多くの化学的反応が水質に及ぼすとされている。前回蒸留水を利用して、O3 やプラズマの作用による水質変化ついて報告(1)した。本研究では、CT(導電率)・ORP(酸化還元電位)と放電プラズマにより生成した荷電粒子との関係について報告する。