電気学会全国大会講演要旨
1-073
弱電離気体プラズマの解析(CII)-パックトベッド放電における臭気物質分解
◎増田健人・佐藤孝紀・伊藤秀範(室蘭工業大学)
充填材料にガラスおよびTiO2を用いたパックトベッド放電によりブチルアルデヒドを分解した時の分解率および生成物を赤外吸収分光分析により詳細に調査した。充填材料にガラスおよびTiO2を用いた時の分解率は,それぞれ97.8 %および98.5 %となった。リアクタからのオフガスを分析すると,充填材料によらずCO2,HNO3,CO,HCOOH,CH3COONO2(ペルオキシアセチルナイトレート),O3およびN2Oの生成が確認された。