電気学会全国大会講演要旨
1-084
SHF_PDPW装置によるPDIVでのPD電流パルス波形の基礎検討
◎岡本昌隆・ニャルートゥアモア・福田浩平・福崎 稔・大塚信也(九州工業大学)
電気機器の絶縁診断技術として現在注目されている部分放電(PD)によるUHF帯の放射電磁波の測定(UHF法)の高度化には、放射電磁波特性とPD現象の関係の理解が重要である。これまで筆者らは、SHF帯(3GHz〜30GHz)までの周波数応答を持つ測定システム(SHF_PDPW)を構築し、PD電流パルス波形を詳細に検討している。本論文では、このIpの差異の原因を電界計算を用いて電極部分を模擬し、電界臨界距離や電離指数に着目して検討を行った。