電気学会全国大会講演要旨
1-094
SHF_PDPW装置によるSF6ガス中PD電流パルス波形の測定周波数帯域依存性
◎福崎 稔・福田浩平・大塚信也(九州工業大学)
現在、絶縁診断技術の確立が求められている。絶縁診断では主に放射電磁波測定が行われ、その高度化には、放射源であるPD電流パルスの理解が重要である。本論文では、これまでに構築しているSHF_PDPW装置を用い使用オシロスコープの周波数帯域とフィルタ形状がPD電流パルス測定波形に及ぼす影響を検討した。帯域が低下すると電流波形の立ち上がり時間は長くなり、ピーク値は小さくなることを定量的に示した。