電気学会全国大会講演要旨
1-120
エネルギー用途別分解手法の研究(その1)
○近藤修平(関西電力)
住宅におけるエネルギー消費の多くを占めるのは、給湯起因のエネルギー消費である。給湯熱源としては、ガス・電気・灯油など多様である。中でもガスは給湯・暖房・調理に使用されているが簡易には計測できない。しかし、住宅におけるホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)を構築する際には、一般家庭に幅広く普及しているガスの用途別推定が必要となる。これまでも我々はガスの取引メータを活用したガス流量計の開発を行ってきており、住宅におけるガスの簡易なガスの総量計測が可能となった。この測定器を活用して、ガスの用途推定手法の基礎的検討を行ったので紹介する。