電気学会全国大会講演要旨
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パターン分離法による運動時Hb濃度分布計測
○亀本真寿男・柏原 陣・小田和磨・波多野雅俊・鬼追一雅(広島工業大学)
近年,光を用いた血中ヘモグロビン測定法の研究開発が盛んに行われている.我々は近赤外分光反射動画像からヘモグロビン(Hb)濃度分布動画像が得られることを既に報告している.カメラを用いることにより,比較的広範囲にわたるHb濃度分布や酸素飽和度分布が動画像として得られる.今回その特長を利用して,運動時のHb濃度分布変化を計測するための基礎検討を行った.安静時におけるHb濃度分布画像と,運動直後におけるHb濃度分布画像とを比較した.