電気学会全国大会講演要旨
1-164
インパルス性電磁界による小形Half TEM Horn電磁界検出器の評価
◎立花 翼(東北学院大学)・川又 憲(八戸工業大学)・嶺岸茂樹(東北学院大学)
Half TEM Horn電磁界発生装置(HTH電磁界発生装置)と小形Half TEM Horn電磁界検出器(HTH電磁界検出器)を用いたインパルス性電磁界の測定法について検討を行った。HTH電磁界発生装置とアース板の間にHTH電磁界検出器を設置した。HTH電磁界発生装置とHTH電磁界検出器の特性インピーダンスを50Ω一定とし,HTH電磁界発生装置にインパルス(振幅160mV,パルス幅64ps)を印加して測定を行った。本研究では,HTH電磁界発生装置とHTH電磁界検出器の断面に生じるインパルス性電磁界について検討を行った。HTH電磁界発生装置とHTH電磁界検出器の断面における高さの比に対して印加したインパルスの振幅と検出したインパルスの振幅の比が比例的な関係を示すことが分かった。