電気学会全国大会講演要旨
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パルスパワー技術を用いた水中衝撃波のシャドウグラフ法による特性評価
◎中谷泰彦・宮田康佑・伊藤弘昭・升方勝己(富山大学)
現在, 水中放電を用いた衝撃波は安全性や制御性の高さ,高い繰り返し性から医療など様々な分野に応用されている。しかし, 金属加工などに用いられる高圧力には火薬などを用いた方法が一般的である。我々は, 従来のパルス放電を用いた衝撃波発生法よりも放電時間を短くすることで放電路の広がりを防ぎ, 高エネルギー密度状態を作ることでより高圧の衝撃波発生法の開発を目指して研究を行っている。本研究ではMarx発生器とパルス整形線路(Pulse Forming Line :PFL)を用いて数十~数百nsの放電による水中衝撃波の生成を行い, 高圧力の衝撃波の特性を評価したので, 報告する