電気学会全国大会講演要旨
2-044
全含浸絶縁適用タービン発電機固定子巻線の余寿命推定
◎坂田卓章・芳賀弘二・中山昭伸・日和佐寛道(富士電機)
発電機の突発的な運転停止を未然防止し、計画的な運用を図るためには、発電機固定子巻線絶縁の寿命予測が重要である。富士電機は、既に単体含浸絶縁システム(Fレジン/F)の余寿命予測手法を確立していたが、今回、1993年から実用に供しているタービン発電機用全含浸絶縁システム(Fレジン/GⅡ)について、新たに余寿命予測手法を確立したので報告する。