電気学会全国大会講演要旨
2-047
エポキシ樹脂への放電と表面特性の相関検討
○村山聖子・山崎顕一・藤堂洋子・木下 晋・福本剛司(東芝)・松島和貴・中島 渉・小川俊明(東芝電機サービス)
受変電機器に使用されている絶縁材料は通電部分からの部分放電によって、材料表面への窒素酸化物の付着や材料表面の侵食が発生し、表面抵抗が低下する。受変電機器に多用されているエポキシ樹脂の診断技術開発に着手し、放電によるエポキシ樹脂の劣化と材料特性の相関を得るために、放電前後の特性評価を実施した。エポキシ樹脂の劣化の指標となる評価項目を多変量解析によって検討し、余寿命診断技術へつなげていく。