電気学会全国大会講演要旨
2-064
インパルス電源制御によるRPDIV自動計測方法
◎広瀬達也(東芝)・吉満哲夫(東芝三菱電機産業システム)
従来、印加開始から終了までの印加電圧データと部分放電信号データを全てオシロスコープに保管し、印加終了後に保管したデータを処理することでRPDIVを算出していた。今回、計測制御プログラムをオシロスコープ上に配置し、この計測制御プログラムによって、インパルス電源の出力電圧を制御、オシロスコープが計測した部分放電信号データを取り込んで放電発生回数をカウント、放電発生回数が規定回数を超えた場合のインパルス電圧をRPDIVとして記録する手法を開発した。インパルス電源の制御、放電発生回数の算出、RPDIVの記録といった一連の処理をプログラム化することで、RPDIV計測の省力化を実現した。