電気学会全国大会講演要旨
2-138
複数のセンサを用いた磁気式モーションキャプチャの検討
○井上矩彦・笹田一郎(九州大学)
モーションキャプチャの計測方式として光学式、磁気式、超音波式が知られている。磁気式は周囲の磁界や磁性体および金属の影響を受ける欠点はあるものの、原理的に死角が存在せず、また姿勢の計測も光学式等の他の方式と比べ、比較的容易であることが大きな特長である。 我々はセンサ一つを用いた様々なシステムの提案、設計を行ってきた。複数のセンサを使用し、様々な運動のモーションキャプチャを行い、実用に向けて大きく踏み出すためにI2Cバス通信を用い、16個へのセンサ複数化を試みたので、報告する。