電気学会全国大会講演要旨
2-145
ポーラスアルミナ2次元磁性フォトニック結晶を用いた導波路型光サーキュレータの構造設計
○弥生宗男(茨城工業高等専門学校)・金子裕介・Baryshev Alexander・井上光輝(豊橋技術科学大学)
2次元フォトニック結晶の一部に磁性体を導入した2次元磁性フォトニック結晶(2D-MPC)は,構造の制御により導波路型光サーキュレータとして動作することが理論的計算によって示されているが,想定されているのは複雑な構造であり,実際に形成するのは困難である.そこで,本研究では実験的実証とデバイス設計指針を得るため,簡単な構造で形成容易なポーラスアルミナベース2D-MPC光サーキュレータの光伝搬特性を数値計算シミュレーションにより解析した.