電気学会全国大会講演要旨
3-002
生体の聴覚機能に基づく音源方向検出回路の検討
◎田中誠大・富部孝則・西尾公裕(津山工業高等専門学校)
本研究では、音源方向検出モデルに基づき、アナログ‐ディジタル混在型電子回路を考案することを試みた。また、回路に流れる電流を制御することで遅延線を低消費電力で実現することを目的とした。考案した回路は、電子回路シミュレータ(SPICE)を用いた評価より、良好に動作することがわかった。本回路を用いることで、低消費電力で安定に動作する音源方向検出システムの実現が期待できる。