電気学会全国大会講演要旨
3-018
Algorithmic Compositionによる多彩な曲調を生成する自動作曲システム
梅村祥之・○中井一哉(広島工業大学)
ホームビデオやホームページへBGMを付与したいというニーズが多く,自動作曲技術への期待が高まっている.本研究では,このような応用を目指した研究用のプラットホームとして,自動作曲システムを開発した.研究に便利なように,落ち着いた曲,明るい曲など,様々な曲調を設定できる機能を持たせた.さらに,人間が聴いたときの心地よさの評価値もある程度高いものを目指した.人間の作曲によるミリオンセラーの曲と曲の良さを18名の被験者により主観評価した結果,平均オピニオン評点が1σ程度低いというレベルであった.