電気学会全国大会講演要旨
3-050
3Dカメラ画像の特徴点マッチングによる距離検出の一検討
◎山本一貴・杉山豪一・内野智哉・桑原祐介・嶋 好博(明星大学)
左右画像の視差を利用した距離の検出と評価を行う。自動車運転の安全や交通効率の向上を目指し、人や車などの障害物を検出する研究が行われている。距離検出における立体視を用いた試みは少ない。カメラのレンズが2つある交差光軸型の富士フイルム社製3Dカメラを用い、測定する車の後部までの距離を実際に測り撮影する。交差光軸型光学系の立体視における左右画像からSURF(Speeded Up Robust Features)より特徴点及び特徴ベクトルを求める。左右画像の特徴点をマッチングして特徴ベクトルが類似する対応点を求める。対応する特徴点の位置ずれから左右画像の視差を求めて奥行きを抽出する。その結果と画像から手動で求めた実測値を比較評価する。