電気学会全国大会講演要旨
3-066
マスタ・スレーブ方式によるロボットの制御
◎藤崎功久・日高良和・横山正春(宇部工業高等専門学校)
現在、医療・介護分野において、様々なロボットが採用されている。本研究の目的、概要としては、要生活補助者の中でも軽度な症状の方を対象とし、簡単な身の回りの世話をホビーロボットにさせるというものである。また、このホビーロボットの操作は要生活補助者自身が行う。しかし、要生活補助者の多くが高齢者であろうことから、操作を簡単にする必要がある。そこで、ロボットの操作方式として、操縦者が直観的にロボットを動作させることが出来るマスタ・スレーブ方式を採用し、要生活補助者がホビーロボットを片手で簡単に操作できるシステムの制作に取り組んだ。