電気学会全国大会講演要旨
3-082
人間が操作する四輪車両の操舵技能の同定
○前田健太・小中英嗣(名城大学)
自動車を運転するドライバーの運転技能を数理的に理解する研究は古くから行われている。 近年著者らは運転技能を単純な規則の切り替えにより表現できるという仮定の下、運転技能の同定やアシストへの適用に関する研究を報告している。 本研究では障害物を避けて目的地へ到達するための操舵をシミュレーション上で実施し、その運転技能を数理的に解釈可能な形式で抽出することを目的とする。 抽出手法として階層型モデリング手法を利用する。 シミュレーション結果とその考察により抽出された技能の妥当性を検証する。