電気学会全国大会講演要旨
3-109
サブナノ秒時間分解蛍光測定によるMMV内の微量蛍光体の検出
○安喜敦士・内田秀和・西垣功一(埼玉大学)
分子レベルでの機能性生体分子の探索はゲノム創薬・病理診断の技術が発展するに伴って、DNAマイクロアレイやプロテインチップなどを用いた多検体サンプルの高速スクリーニングを行う技術が必要となる。そのため分析装置には溶液中で迅速かつ高精度でターゲットとなる生体分子を検出することが課題となっている。本研究では Microwell with manageable volume (MMV) の個別のウェルに注入された検体 (0.6l) に含まれる微量可視光励起蛍光体の検出をサブナノ秒時間分解蛍光測定を用いて行った。