電気学会全国大会講演要旨
3-113
骨格筋細胞コラーゲンゲル包埋培養のためのPDMSマイクロ流路デバイスの開発
◎荒木浩之(立命館大学)・清水一憲・橋田 充(京都大学)・小西 聡(立命館大学)
近年、創薬や再生医療、バイオアクチュエータ開発を目指して生体外で骨格筋細胞を用いて三次元組織を再構築する研究が進んでいる。例えば骨格筋細胞の自己組織化を利用した手法やコラーゲンゲル包埋培養を利用した手法などがある。これらの技術にMEMS技術やμTAS技術を応用し、マイクロ流路内での三次元骨格筋組織構築が可能になると、ドラッグスクリーニングシステムやバイオアクチュエータとしての展開がさらに進むと期待される。本研究ではそのための基盤技術として、骨格筋細胞コラーゲンゲル包埋培養のためのPDMSマイクロ流路デバイスの開発を行うことを目的とした。