電気学会全国大会講演要旨
3-122
傾斜角センサの演算表示プログラム開発
◎羅 捷軍・播磨幸一(早稲田大学)・高森政聡(坂本電機製作所)・幸坂扶佐夫・植田敏嗣(早稲田大学)
本研究室では、静電容量型傾斜角センサを開発してきた。この傾斜角センサの容量値の読み込みには外注品を使用していたが、センサ機能拡張の際、コスト面から拡張に制限を受けることが考えられる。 本研究の目的は、傾斜角センサの容量を計測するシステムを独自に開発することであり、今回は、マイクロコントローラのCPU演算プログラムの部分を開発した。本センサでは誤差が0.001%未満の計算精度と、高速な処理が求められるため、8bitCPUを用いて24bitの演算処理をおこなうプログラムをアセンブラで記述した。