電気学会全国大会講演要旨
4-013
電流不連続モード部分共振ソフトスイッチングPWM昇圧形DC-DCコンバータの多相多重化の検討
◎竹内悠次郎・三島智和(神戸大学)・中岡睦雄(慶南大学)
筆者らは部分共振スイッチトキャパシタモジュラーを適用した不連続モードソフトスイッチング昇圧形DC-DCコンバータについて,その各種動作特性を評価している。同DC-DCコンバータはアクティブスイッチのターンオン・ターンオフ双方のソフトスイッチング化を容易に実現することができるが,電流不連続モード動作により各パワーデバイスに流れる電流ピーク値が高くなり,回路単体での大容量化には困難が伴う。そこで本論文では回路の多相多重化を検討し,これによる入力電流のリプル含有率低減効果をシミュレーションにより検証したので報告する。