電気学会全国大会講演要旨
4-085
三相電流形変換器におけるスイッチング損失の比較検討
○茂木進一(ヤンマー)・西田保幸(千葉工業大学)
三相電流形変換器を動作させるために基本となるスイッチングパターンの発生方法については,従来から様々な手法が提案されている.これに対し筆者らは,それぞれのパターンにおけるスイッチング損失の比較を行っている.本稿では三相電流形変換器にダブルエッジ変調,シングルエッジ変調をそれぞれ適用した場合におけるスイッチング損失の比較を行っている.その結果,ダブルエッジ変調に代えてシングルエッジ変調を用いることでスイッチング損失を半減できることが明らかになった.