電気学会全国大会講演要旨
4-088
太陽光発電インバータの交流側および直流側コモンモードノイズに関する基礎検討
◎岩田大輝・清水敏久(首都大学東京)
太陽光発電用インバータでは,従来は交流出力側の雑音端子電圧について規制値が設けられていたが,近年は太陽電池に接続される直流配線から放射される電磁ノイズの影響が問題となり,その規制値が検討され始めている。本論文では、直流入力側と交流出力側でのコモンモードノイズ評価を行うためのコモンモード等価回路を提案し,コモンモード電圧の特徴について評価を行ったので報告する。