電気学会全国大会講演要旨
4-141
間接型交流-交流電力変換器の平滑コンデンサ容量低減が永久磁石同期電動機のセンサレス駆動に与える影響
◎狩野真範・星 伸一・春名順之介(東京理科大学)
汎用ACドライブにおいて一般的に間接交流-交流変換が用いられる。このシステムでは通常平滑コンデンサに電解コンデンサを用いているが、それをフィルムコンデンサに置き換えることで長寿命化を期待できる。しかし,これにより容量低減され,直流リンクの電圧リプルが増加する。その電圧リプルがACドライブに用いられる永久磁石同期電動機の位置センサレス駆動にどのような影響を及ぼすかシミュレーションで検討し,キャパシタンスに対するセンサレスの推定誤差との関係性を示した。