電気学会全国大会講演要旨
4-196
フレーム補間技術の大型表示システムへの適用
○西川浩行・大西直哉・砂川昌志(東芝)
大型映像表示システムでは、高輝度なLEDを用いて映像を表示するため人間の目に強く残像として残りやすい。残像感を減らす方式として、テレビ等ではフレームの倍速化が行われ、高画質エンジンも開発されている。大型映像表示システムへの適用では、画面構成(画素数)が用途により変化することや従来システムへの追加適用などのフレキシブル性が要求されるため、テレビ用エンジンをそのまま適用することができない。ここでは、フレーム補間技術をコンパクト化することでのFPGAへの実装実現と、LED表示装置での効果検証の結果について述べる。