電気学会全国大会講演要旨
4-204
電磁誘導を利用した走行中電気自動車へのパルス給電システムの開発
◎相山峰範・松岡翔太・関口裕馬・伊藤弘昭・升方勝己(富山大学)
環境・省エネルギーの観点から次世代自動車として電気自動車への関心が高まっている。電気自動車は排ガスを全く排出しないこと、エネルギー効率が高いことから次世代自動車として期待されているが,電池の充電エネルギーの制限から1回の走行距離が制限され、充電に要する時間も長いという問題点がある。走行中の電気自動車への給電が可能になれば、これらの問題が解消されることになり、電気自動車の普及の促進が期待される。本研究では、走行中の電気自動車への給電方法として,電磁誘導によるパルス給電法を提案し、実験を通して走行中の電気自動車への給電の可能性・実証を目指す。