電気学会全国大会講演要旨
4-229
AHPを応用したドライバ最適経路探索の検討
◎滕 琳・泉 隆(日本大学)
ITS(高度道路交通システム)の実用化システムの一つにカーナビゲーションシステム(以下、カーナビ)がある。カーナビには経路探索機能があるが、提示される経路は必ずしもドライバの満足できるものとは限らない。そこで、本研究はドライバ最適経路探索システムの構築を目的としている。ドライバ最適経路とはドライバの好みを反映した経路のことであり、先行研究ではファジィAHPを用いた好み表現について検討を行ったが、本稿ではファジィAHPの総合評価に、意味論的評価水準の導入を提案、実験したので、報告する。