電気学会全国大会講演要旨
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汎用で簡易な設備運転機能追装方式の開発
○小林昭二・酒井義博・谷藤 勉・目次 呂(エネサイバー)
産業用コンピュータで運転される建物設備や工場の生産設備を対象に、運転機能を容易に追装する仕組みを開発したので報告する。新たな設備運転機能の導入を図るためには、通常は稼働中のコンピュータの改造や機能追装を行う。これは、納入メーカーしかできないと言っても過言では無く、これらのメーカが新規機能を追装する場合でも、相当な時間と費用が発生する。今回、現場の技術者でも新たな設備運転機能の追装ができる仕組みを開発したので報告する。コンピュータメーカーや型式を問わずに対応が可能である。今後、設備の省エネ管理やピーク電力管理向けに、適用を進める予定である。