電気学会全国大会講演要旨
5-014
固定子・回転子の応力と変位を考慮したIPMモータの鉄損解析に関する検討
山崎克巳・◎加藤優輔(千葉工業大学)
本稿では,100 kWクラスのIPMモータを例にとり,焼嵌めと遠心力によって発生する応力と変位を二次元平面応力解析によって求め,電磁界解析と連携して鉄損を算出,実験結果と比較検討することにより,固定子・回転子の応力と変位が鉄損に与える影響について明らかにすることを試みる。その結果,焼嵌めによる応力だけでなく,遠心力による変位も鉄損を増加させる一因であることがわかった。