電気学会全国大会講演要旨
5-049
三相かご形誘導電動機の負荷時電磁振動・電磁騒音の半径方向分布に関する基礎的検討
○廣塚 功・坪井和男(中部大学)・高橋洋介(東芝産業機器製造)
三相かご形誘導電動機(IM)は各種動力源として多数用いられており,より一層の低振動・低騒音化が求められている。本稿では,IMの負荷時電磁振動・電磁騒音の半径方向分布について実験的に検討を行った結果を報告している。すなわち,反射音などを低減した部屋にIMおよび負荷装置を設置し,IMの負荷時電磁振動・電磁騒音の半径方向分布を測定した。その結果,顕著な電磁振動・電磁騒音の半径方向分布は,その発生原因となる電磁力波のモードに類似していることなどを実験的に示している。