電気学会全国大会講演要旨
5-050
三次元有限要素法によるマトリクスロータ形誘導電動機の回転子形状に関する検討
河瀬順洋・山口 忠・田中 憲・◎大坪正輝(岐阜大学)・樋田直孝・佐藤浩一(豊田自動織機)
我々は,並列計算を用いてマトリクスロータ形誘導電動機の三次元有限要素解析を行い,回転子鉄心の突起部分の本数が諸特性に及ぼす影響を明らかにするとともに,突起部分の本数が90本のモデルにおいて,二次導体の寸法が諸特性に及ぼす影響を明らかにした。 本稿では,突起部分の本数が90本以外のモデルにおいても二次導体の寸法を変更して解析を行うとともに,二次導体の寸法のパターンも増やして解析を行い,諸特性を明らかにする。