電気学会全国大会講演要旨
5-092
高温超電導線材の温度上昇によおける特性変化
◎狩野 開・柄澤彰良・琴寄拓哉・矢崎真二郎・道辻健太・石山敦士(早稲田大学)・宮原信幸(放射線医学総合研究所)
超電導線材を機器に実用する際に、ハンダ付けやエポキシ含浸などの加工プロセスにおいて線材に熱が加わる場合があるため、高温環境下における超電導線材の特性変化のデータは工学的・工業的に非常に重要であるといえる。そこで我々は市販のYBCO線材およびBi-2223線材について恒温槽(573 K以下)、電気炉(573 K以上)による加熱を行い超電導特性の評価を行った。