電気学会全国大会講演要旨
5-098
先進超電導電力変換システムにおける太陽光発電の平均予測制御技術に関する研究
◎佐藤諒亮・天田博仁・岩崎辰哉・孫 敬雨・宮城大輔・津田 理・濱島高太郎(東北大学)・新冨孝和(日本大学)・高尾智明(上智大学)・槙田康博(高エネルギー加速器研究機構)
地球温暖化などの環境問題の解決が課題となっている近年,環境への負荷が少ない,太陽光や風力といった再生可能エネルギーに注目が集まっている。しかし発電出力が不安定であるため,変動の補償を行い,電力を平滑化する必要がある。そこで我々は,超電導磁気エネルギー装置(SMES)や燃料電池(FC),電気分解装置(EL)などから構成される先進超電導電力変換システム(ASPCS)を考案し,システムの有効性について確認してきた。そして実際に制御を行う場合,逐次データを更新し発電量を予測していくことが求められる。本研究では,電力の平均予測に関してリアルタイムでデータ処理を行うことが可能であるか検討を行った。