電気学会全国大会講演要旨
5-113
加速器用マグネット開発に向けた高温超電導コイルの製作(2) Y系線材による鞍型コイルの試作
○小柳 圭・高山茂貴・戸坂泰造・田崎賢司・来栖 努・吉行 健(東芝)・雨宮尚之(京都大学)・荻津 透(高エネルギー加速器研究機構)
加速器用マグネットへの高温超伝導線材の適用を目指し、イットリウム系(Y系)線材を使ったコイルの巻線技術検討を進めている。加速器で要求される磁場分布を線材の配置で実現するコイル支配型マグネットは、鞍型のような複雑な三次元形状のコイルが要求される。Y系線材約35mを使って40ターンの三次元形状コイルを試作した結果について報告する。