電気学会全国大会講演要旨
5-117
ヘリカル型核融合炉用超電導コイルの励磁電源概念設計
○力石浩孝・設計グループ FFHR(核融合科学研究所)
現在核融合研で概念設計を進めているヘリカル型核融合炉の超電導コイル電源に関して、定常運転時の磁界を発生する主コイル群と、点火時の制御を行う制御コイル群に分割し、それぞれを直列接続し単一の電源で励磁する電源システムを提案する。LHDの超電導コイル電源のパラメータを利用した計算結果により、本構成によれば磁場制御時に主コイル用電源の出力電圧が0で済む可能性を示した。