電気学会全国大会講演要旨
5-148
プレイモデルを用いたリング試料のヒステリシス解析
○阿波根 明・亀有昭久・貝森弘行(サイエンス ソリューションズ)・髙橋康人・藤原耕二(同志社大学)
ヒステリシスモデルのひとつであるプレイモデルを有限要素法に適用した解析手法をリング試料のヒステリシス解析に応用し,測定結果と比較することにより,プレイモデルの有用性の検討を行った.ヒステリシス特性と渦電流の両方を考慮した解析は,測定されたヒステリシス曲線波形とほぼ一致しており,精度よく計算することができた.また,解析による鉄損値も測定値と誤差3.5%となり,十分な精度で計算することができた.