電気学会全国大会講演要旨
5-162
超電導バルク体を用いた磁気浮上装置の開発
◎堀江俊洋・田上尚樹・浅見拓也・高尾智明(上智大学)・上條弘貴(鉄道総研)
本研究では、高温超電導バルク体(GdBCO)を用いた吸引式磁気浮上装置の開発を行っている。ゼロフィールドクールによる高温超電導バルク体の磁気遮蔽効果を利用した磁場形成により、永久磁石、強磁性体レールを組み合わせることで、無制御での安定浮上が可能である。 永久磁石、高温超電導バルク体、強磁性体レールのモデルを並列に配置することで、さらなる浮上力向上を目指し、実験を行った。