電気学会全国大会講演要旨
7-012
電池システムの地絡検知回路の検討
◎高橋俊樹・山内 晋・岩澤 寛・本田光利・武田賢治・横浦浩一・浦野真一・須藤 務・三浦政宏・田中 融(日立製作所)
産業用大規模電池システムは長期運用のため、保守・メンテナンス作業での安全性の確保が重要である。 本報告では、故障や誤操作に対して堅牢なシステム絶縁構成と絶縁状態を確保するための地絡検知について検討した。 安全に交換するために通信構成をバス型とし、システムの最小構成単位(交換単位)であるモジュールの絶縁耐圧をシステム電圧以上とした。 また、高耐圧スイッチや制御回路が不要で、検知遅れのない地絡検知装置を新たに開発した。