電気学会全国大会講演要旨
7-018
スマートハウスにおける電熱併給型太陽光パネルの導入効果検証
◎沖山国雄・竹本泰敏(サレジオ工業高等専門学校)・星野友祐・藤田吾郎(芝浦工業大学)
近年では,地球温暖化や石油燃料資源の枯渇などの環境問題が注目されている。また,電気自動車やオール電化住宅といった我々の身近なエネルギー消費が化石燃料から電力へとエネルギー転換が進んでおり電力消費量は,今後も増加することが考えられる。そして,環境への関心の高まりから我々の身近な場所(家庭)においても自然エネルギー発電導入が進むことが予想される。自然エネルギー発電の中でも家庭への導入が現実的なものとして太陽光発電がある。さらに,太陽光発電は表面温度の上昇により,発電量の低下が知られている。そこで本研究では,発電量の低下を抑え熱エネルギーを回収することが可能な電熱併給型太陽光パネルを提案する。