電気学会全国大会講演要旨
7-020
帯水蓄熱を利用した空調システムの評価研究
○佐々木常久・上野清隆・尾上晴紀・中曽康壽(関西電力)・佐々木健太・伊藤貴之・中尾正喜(大阪市立大学)
帯水層蓄熱空調システムを構築するにあたり、蓄冷・蓄熱用の井戸及び採水用としての中間井戸を各1本、計3本設置し、井戸水と地中熱ヒートポンプを併用して空調機器を動作させる試験を行った。 その結果、空調機の動作が大きければCOP=5超の性能を得ることができた。さらに、空調機器が大きく動作すれば、帯水蓄熱を利用した空調システムが優位であることがわかった。