電気学会全国大会講演要旨
7-041
太陽電池モジュールの互換性に関する検討—逆電圧の解消確率の調査—
◎高橋克弥・鴨居洋明・西川省吾(日本大学)・堀江康介・井関和佳・石原好之(同志社大学)・加藤 宏(電気安全環境研究所)
短絡電流の小さなモジュール(以下、異種モジュール)を組み合わせてアレイを構成する場合、保護素子が正常に動作しないと異種モジュールに逆電圧が発生し、過熱・焼損などの危険性が懸念される。また、パワーコンディショナのMPPT制御の違いによって逆電圧発生状況が異なる。 本研究の目的は、保護素子が正常に動作しなくても安全性の保たれる組み合わせ可能なモジュールの性能の許容範囲を明らかにすることであり、筆者らはこれまで異種モジュールの逆電圧発生条件について調査した。 今回は異種モジュールに発生した逆電圧の解消確率を調査したので結果を報告する。