電気学会全国大会講演要旨
7-049
PVシステムの出力低下診断法に関する研究Ⅱ
○真田英和・山中三四郎(名城大学)・西戸雄輝・小林 浩(トーエネック)
太陽光発電システムを長期間にわたって運用する場合、保守管理上、出力低下診断が必要となる。筆者らは、トーエネック岐阜支店に設置されている2台のPVシステムについて、%電力量を用いた出力低下診断の研究を行っている。今回はサイトで観測した気象データと、サイトから最短距離にあるアメダスのデータから評価した標準発電量を使って算出した%電力量の比較検討を行った。 まず、最初に出力低下診断法の%電力量の説明と、今回行った検証内容の詳細を示す。 次に、検証結果について報告する。