電気学会全国大会講演要旨
7-058
産業用大規模電池システムの階層化制御方式
◎岩澤 寛・山内 晋・須藤 務・高橋俊樹・武田賢治(日立製作所)
大規模でコストの低い電池システムを実現するため、階層化制御方式を開発した。 多種多様な用途に対して同じシステム構成を応用できるようにして量産効果によるコスト減を狙う。また、多数の電池の膨大な情報について確実な管理を実現する。 本制御方式では電池システムをシステム/パック/モジュールの3つの階層に分け、各階層で自階層での制御に必要な内部情報を管理する方式とする。階層間で交わされる情報を上位階層で必要な情報に限定することで、システムの規模・構成要素が異なる場合でも同じ制御構成で同様な制御が実現できる。